上映館数が少ないにも関わらず、「スター・ウォーズ」の週末観客動員数が「妖怪ウォッチ」に破れてしまったというニュースで騒然となっています。
しかし、この結果はある程度予想されていたことのようです。
出典:映画・妖怪ウォッチ「エンマ大王と5つの物語だニャン!」公式サイト(eiga-yokai.jp)
コラボが多すぎることが逆効果?
「スター・ウォーズ」についての率直な私の感想です。
夏頃からコラボ企画やコラボ商品があまりにも多すぎるので驚いていました。
このブログでもANAやGoogle、ラピート等のニュースを扱っています。
最初に映画の報を受けたときは公開と同時に観に行くつもりでしたが、公開直前になって、コラボ企画の多さが逆に冷静さをよびさましました。
結局、先週の公開と同時に映画館へいくことはやめてしまいました。
実際にスター・ウォーズのファンは多数に上ると思います。
しかし、全世界・全国民がスター・ウォーズファンであるかのような錯覚がCM戦略を誤らせたのではないかと思います。
そして、それを証明したかのように「スター・ウォーズが妖怪ウォッチに破れる」という現実につながりました。
OriconStyleでは既に予想していた
スター・ウォーズ公開直前の12月15日、「OriconStyle」では以下の記事をアップしています。
この記事を読むとファンの年齢層に着目した冷静な分析がなされています。
そしてその記事は以下のような文章で締めくくられています。
『妖怪ウォッチ』が『ドラえもん』や『ポケモン』のような強度のある鉄板コンテンツに育っていくかどうかはまだまだこれからだが、今年の年末年始の映画興行では、あの『スター・ウォーズ』を破るという大金星がみられる可能性も決してゼロではない。
参照 映画ファン待望『スター・ウォーズ』VSファミリー層から人気『妖怪ウォッチ2』激突の行方は!?(oricon.co.jp)
まさに記事のとおりになってしまいました。
子供を優先した家族愛も強調したい
「妖怪ウォッチ」は入場者プレゼントとしてレア・アイテムを用意して前売りを伸ばす戦略を展開しました。
参照 入場者プレゼント・劇場前売り券発売情報(映画・妖怪ウォッチ「エンマ大王と5つの物語だニャン!」)(eiga-yokai.jp)
アイテムは子供達の心を引きつけ、さらに親の子供を思う家族愛に訴えかける結果となったのです。
子供のために「妖怪ウォッチ」を選んだ家族が多数に上ることが推測されます。
日本人の家族愛も捨てたものではないということを再認識しておきたいと思います。
by T.Y.