1月5日は恒例の築地の初競りが気になります。
毎年ニュースになるのがマグロの初競りです。
今年は築地市場が移転するため、最後の初競りとなり、市場も過熱気味でした。
恒例のマグロの落札は「すしざんまい」
毎年の恒例行事になってしまった感がある初競りの大間マグロの行方はどうなったでしょうか?
今年もまた、すしチェーン「すしざんまい」(喜代村)さんが落札しました。
その金額は1400万円。
5年連続だそうです。
6年前(2011年)は香港のすしチェーン「板前寿司チェーン」に高額で落札されました。
海外チェーンに日本のマグロを持って行かれるよりは「すしざんまい」さんに頑張ってほしいですよね。
「すしざんまい」5年間の記録、最高1億5540万円
「すしざんまい」さんはこれまでマグロを以下のような金額で落札しています。
今年は築地市場最後ということで、値を上げています。
- 2016年:1,400万円
- 2015年:451万円
- 2014年:736万円
- 2013年:1億5540万円
- 2012年:5,649万円
2013年、中国人経営の「板前寿司チェーン」に競り勝った1億5,540万円が最高額となっています。
この年、億を超えた落札額に報道が過熱しました。
2014年以降は「板前寿司チェーン」との競争がなくなり、落ち着いた価格に戻っています。
参照 マグロ初競りが大暴落、「すしざんまい」が736万円で落札できた理由とは(huffingtonpost.jp)
毎年恒例の報道の効果は?
この話題が気になったのは、初競り落札のPR効果のことを考えたからなのですが、やはり同じような疑問は誰しも感じるようですね。
2014年の12月に記事になってました。
参照 WEBマーケター目線で「築地初競り」を分析!2015年のマグロはいくらで落札できる?(similar-web.jp)
さらにこのページからは女性自身のページにリンクしています。
女性自身は2013年の最高額での落札を次のように分析しています。
「新聞は約7800万円。テレビは21億4000万円になりました。もしすべての番組を入れれば、軽く35億円は越えるはずです。さらにインターネットやラジオ、雑誌を加えれば、およそ40億円というところでしょう」(広告代理店社員)
出典:「1億5千万円初競り」の広告効果(news.livedoor.com)
これが事実なら、5年連続、金額はお構いなしの落札も当然の判断というところでしょう。
私のような庶民には理解を超えたPR戦略ですね。
by T.Y.