
ブログを始めて誰しも悩むのは、「非営利」のクリエイティブ・コモンズの扱いです。
ブログにはアイキャッチ等の画像が必要です。
ページ内に画像があると華やかになります。
しかし、全ての画像を購入するとなると、ブログを書くことが出来なくなるでしょう。
そんな時の、助けになるのが、クリエイティブ・コモンズです。
詳しくは、以下のサイトに記載されています。
参照 クリエイティブ・コモンズ・ジャパン(creativecommons.jp)
以下、上記サイトの「クリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは」のページから抜粋しておきます。
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは
クリエイティブ・コモンズは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)を提供している国際的非営利組織とそのプロジェクトの総称です。
CCライセンスとはインターネット時代のための新しい著作権ルールで、作品を公開する作者が「この条件を守れば私の作品を自由に使って構いません。」という意思表示をするためのツールです。
CCライセンスを利用することで、作者は著作権を保持したまま作品を自由に流通させることができ、受け手はライセンス条件の範囲内で再配布やリミックスなどをすることができます。
クリエイティブ・コモンズ・ゼロに関しては問題無いですが、商用利用の可否があるクリエイティブ・コモンズの画像を使う場合に解決できないことがあります。
私はブログを書くようになってから、何度もクリエイティブ・コモンズについては、読みました。
しかし、具体例を記載した文献は少なく、上記のページも解釈次第ではどうにでもとれるような曖昧な箇所があります。
きちんとしたガイドラインが出来ないものかと思いつつ、もう6年以上もブログを書いてきました。
結局はマイルールを決めるしかないというのが実状です。(しかし、こんなことはネット上で公言することではありませんね。)
……
今でも疑問なのは、Adsense広告を貼ったブログは非営利なのかということです。
あるブログで「非営利」としていたり、またあるブログでは「営利目的」としていたり、実に不確かです。
クリエイティブ・コモンズの画像入手
まず、クリエイティブ・コモンズの画像入手方法を記しておきます。
クリエイティブ・コモンズの画像を入手出来るサイトはたくさんあります。
私は以下のサイトをよく使っています。
参照 pixabay(pixabay.com)
参照 flickr(flickr.com)
使い方は以下のブログが詳しいです。
参照 29万もの高品質なライセンスフリー作品の中から写真を手軽に利用できる、WordPress「Pixabay Images」プラグイン【CC0、PD】(nelog.jp)
参照 Flickrで著作権を侵害しないクリエイティブ・コモンズ(CC)の画像を探してブログに貼る方法(nelog.jp)
いずれもブログテーマ「Simplicity」の作者さんのページです。
この2つ知ってればブログを書くのに不自由することはありません。
しかし、使い方には注意が必要だと思っています。
AdSenceの広告をはってあるブログは商用と言えるのか?
それは、冒頭でも書いたように広告を貼ったブログは非営利なのかどうかが曖昧だからです。
クリエイティブ・コモンズには「非営利」ライセンスがあるために「AdSenceが貼ってあるブログは非営利の画像を使えないのか?」という疑問がわきます。
さらにA8等のアフィリエイトバナーを貼ってあるものはどうなるのでしょう?
クリエイティブ・コモンズの組み合わせ
クリエイティブ・コモンズの組み合わせは以下の6つです。
問題の「非営利」指定の組み合わせは「NC」が入っている3つです。

メモ
- BY:表示(著作権者の表示)
- NC:非営利
- ND:改変禁止
- SA:継承(画像のライセンスと音字ライセンス下でのみ、派生作品を配布できる)
様々なブロガーが「非営利」という定義に疑問を感じている
ブログを運営している多くの方がこの点に疑問を持っているようです。
私も様々なブログの意見を参照しましたが、どちらかはっきりしませんでした。
以下に、私が参考にしたページを上げておきます。
参照 ウェブ広告のあるページに「非商用」CCライセンスを適用することは可能か、あとレッシグ教授が政治家になる?(hatena.ne.jp)
参照 [雑メモ] CCLの「非営利」について(fc2.com)
参照 非営利なブログ?(hatenablog.com)
結局、どのページも問題提起で終わっているようです。
私の疑問を代弁したページのようですね。
私が使っているクリエイティブ・コモンズ
私が使っているのは以下の3つの組み合わせです。

明確な商用の定義が分からないので、私は「非営利」のクリエイティブ・コモンズ画像を使うことが出来ずにいます。
最近では「Adobe Stock」に頼ることも多くなっています。
参照 Adobe Stock(stock.adobe.com)
結局、ブログを書くにもお金がかかるということですね。
それに、書くという行為に責任が伴うと考えるべきだと思います。
by T.Y.