新型コロナウイルスの蔓延によって、誰もがWEB上の会議(Zoomによる会議など)を身近に感じるようになりました。営業もZoomによるものにシフトし始めています。
ウェブカメラがバカ売れしていたりして驚きを感じます。
テレワークを推進するため、スマホがあれば十分だった生活に、カメラ、マイクを内蔵したPCが再び必要になってきています。
オンライン飲み会やオンライン婚活などが流行し始め、日本人の対応力は想像をこえた展開をみせています。
……
以上のように、新型コロナウイルスは時代を一気にすすめた感じがします。
一歩も外に出ない生活など、昔だったら映画にしかなりません。
しかし、現実に起きてしまったのです。
この流れにどう対応するのかが課題です。
こんな状況だからこそ、WEBマーケティングやSNSマーケティングの重要度が再認識されていることでしょう。
多くの企業が既に着手済みの分野ですが、乗り遅れてしまっていた、十分にネットを活用しきれていない場合は、ネットによるビジネスの整備が急務です。
困難な状況だからこそ、今までのあり方を見直し、新しい活動を行う必要を感じています。
マーケティングとは
企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。
出典「マーケティング」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(http://ja.wikipedia.org/)
2020年5月17日12時(日本時間)現在での最新版を取得。
※ここではWEB(インターネット)を利用したマーケティングを「WEBマーケティング」、SNS(Twitter、Facebook、YouTube、Instagram等のソーシャルネットワークサービス)を利用したマーケティングを「SNSマーケティング」と言っています。
……
SNSマーケティングは一部のインフルエンサーの独壇場と言えます。
そこで、私の立場としてはWEBマーケティングを加速するWEBサイトの構築を目指していくことになります。
しかし、困難な状況においては様々な条件を考慮することが必要でしょう。
インフルエンサーとは
インフルエンサー (英: influencer)は、世間に与える影響力が大きい行動を行う人物のこと。その様な人物の発信する情報を企業が活用して宣伝することをインフルエンサー・マーケティングと呼んでいる。従来の有名人やタレントといった知名度があって多数のフォロワー数を持つインフルエンサーと比べ、フォロワーが相対的に少なく万単位に満たない場合は、マイクロインフルエンサーと呼ばれる。
出典「インフルエンサー」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(http://ja.wikipedia.org/)
2020年5月17日12時(日本時間)現在での最新版を取得。
コロナウイルス時代のWEBマーケティング
困難な状況下におけるWEBマーケティングとはいかなるものなのでしょうか?
私が考えるのは、以下の条件を満たしたものです。
- サイト制作費を削減
- サイト運用費を削減
- 広告費を削減
なんだか、削減ばかりで嫌になりますね。コロナによる自粛と同じ気がします。
この条件で以下のような結果を残さないといけないとしたら、かなり難しい案件です。
- 営業効率アップ
- 新規顧客の拡大
やはり、広告費の削減には無理があると気付かされます。
しかし、WEBマーケティングを単なるリスティング広告であったり、単純なSEO(内部SEO)と混同していた場合は(WEBマーケティングを改善していくことは)かなり簡単な話になるでしょう。
SEOを正しく認識することがWEBマーケティングには必須
WEBマーケティングを成功に導くためには、正しくSEOをとらえることが必要です。
「SEO(サーチエンジン最適化)」の言葉が認識され始めた当初は、被リンクを多くするだけのSEO専門会社が横行した歴史があります。
このことが、SEOの認識を誤らせることに繫がったと考えています。
現在でも「被リンク」を第一に推奨する業者もあると聞きますので、この点については注意が必要です。
総じてSEOとは、お客様に価値ある情報を届けることと定義します。
以下の3つが各論になります。
コンテンツSEO(コンテンツの充実)
ユーザーに役立つ良質なコンテンツを整備する
外部SEO
SNSやPPC広告との連携、様々なPR活動
内部SEO
Googleにインデックスされやすい構造化HTML等、技術的な分野
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現状、インターネットの世界ではGoogleのリスティング広告取扱とサイト運営だけの小さな代理店やコンサルが多すぎると感じます。
効果を上げたいならばメディアレップと関連がある大手の広告代理店に頼るしかないでしょう。
数多く存在するWEBメディアを把握し、広告主に最適な広告メディアの提案・広告枠の販売を行います。
代表的なものに電通とソフトバンクの合弁企業、サイバー・コミュニケーションズ(CCI)、博報堂、アサツーデイケイなどが出資するデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)が挙げられる。
そもそも、そうした大手代理店を利用できない中小の企業は「SEO=検索トップページに表示させること」という、よく分からない呪縛にとらわれることになってしまいました。
頻繁に検索のコアアルゴリズムが変更されるサーチエンジンにおいて、検索のトップページに表示する努力というのは、かなりバカバカしいことに思えます。
Googleは、独自のプログラムによる計算方法(アルゴリズム)によって検索順位を決定しています
このプログラムの中でも根幹を担うのがコアアルゴリズムと呼ばれています。
コアアルゴリズムの変更によって、ある日突然検索トップページから陥落してしまうことがあります。これはしっかりと認識しておきましょう。
検索トップページに表示させるだけであれば、一定の広告料を支払ってユーザーのサイト流入をはかるリスティング広告の方が、はるかに健全です。
コロナ禍はマーケティングの考え方を一変させる好機
Googleは近年、AI導入によって、リスティング広告の運用を誰でも容易に出来るようにしました。
もし、毎月費用を支払って、Google広告の出稿を他社に任せているとしたら、そのような経費は完全に無駄です。
また、サイト管理という名目で何をサービスされているか分からないというような経費も同じです。
コロナ禍によって加速される、せっかくの変革です。
サイトの運営やSEO対策、ネット広告の無駄な部分は一切、切り捨ててしまいましょう。
これからは自社でマーケティングを推進することが求められます。
優良なサーバー業者やSNSの一般化によって、今では独自にマーケティングを行える環境がそろっています。
WEBマーケティングの手法
では、前述のようなWEBマーケティングを可能とするサイトをどのように構築したら良いのでしょうか?
目指すのは以下のような流れを形成できるサイトづくりです。
※SNSからの流入も考慮すべきですが、このページでは簡略化するために説明しません。
- リスティング広告→ランディングページ→問い合わせ・購入
- 継続的なコンテンツマーケティング→問い合わせ・購入
まず、リスティング広告からの流れを説明します。
リスティング広告(Google広告)は前述したように、AI導入によって簡単に出稿できるようになりました。
1日または1月にかけられる広告費を決めて必要なキャンペーンを設定すれば、検索結果ページに広告が表示され、自分のサイトにユーザーを呼び込むことが出来ます。
ここで広告に興味を持ったユーザーに伝えたい内容を1ページで見せるのがランディングページです。
結果に繋げる非常に重要なページです。
思ったように効果が上がらなかった場合は、結果を見ながら、ランディングページを定期的に変更する必要があります。このような行為をランディングページ最適化(LPO)と呼びます。
ランディングページ最適化のためには、複数のページでテストを行い、何が最も効果的なのかを決定していくことを始めから計画しておくとよいでしょう。
……
次にコンテンツマーケティングの手法を説明します。
簡単にいうと、ユーザーを惹きつけるコンテンツを提供し続けることで、ファンを獲得し、問い合わせ・購入につなげるマーケティング手法です。
広告費は必要ないので誰でも手軽に始められます。
要はどれだけ根気強く続けていけるかにかかっています。
ブログのページを書きつづけることをイメージすれば分かりやすいと思います。
コンテンツマーケティングはSNSとも親和性が高い(いいねを獲得しやすい)ので、現代では効果的な手法と言えるでしょう。
では、これらのマーケティングを行うためにはどのようなサイトが必要でしょうか?
WordPressを使用し、比較的低コストで動的なサイトを作り上げる
やっと、言いたかったことにたどり着きました。
前述したランディングページやコンテンツを作り続けるためにはコンテンツマネジメントが必須です。
ランディングページのテストや最適化には様々なページを用意する必要がありますし、コンテンツマーケティングにはページを作り続けることを求められます。
HTMLやCSSといった専門知識がないスタッフがサイト更新を行うためには、CMS(コンテンツマネジメントシステム)を開発する必要があります。
しかし、オリジナルなシステム開発となると莫大な費用がかかってしまいます。
そこで、WordPressを使うという発想が出てきます。
WordPress
WordPress(ワードプレス)は、オープンソースのブログソフトウェアである。PHPで開発されており、データベース管理システムとしてMySQLを利用している(後述のプラグインよりSQLiteでの使用も可能)。単なるブログではなくコンテンツ管理システム (CMS) としてもしばしば利用されている。
出典「WordPress」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(http://ja.wikipedia.org/)
2020年5月17日12時(日本時間)現在での最新版を取得。
WordPressは既に内部SEO対策が施されたテーマ(デザインテンプレート)がほとんどですので、SEOを考える必要がありません。
ユーザーは、どんなプロモーションを行うか、どんなコンテンツを提供するか、ということにフォーカスできます。
WordPressにはプラグインを利用することで会員ページやECサイトを構築する機能も用意されています。
プラグインの中にはヒートマップもあるので、ランディングページ自体のデザイン性を評価する事もできます。
ユーザーがページの何処をクリックしたかを赤く表示してくれるツール
コロナ禍を契機に新しいビジネス構築を目指すなら、もってこいのツールだと思うのですが、いかがでしょうか?
肝心のWordPressの運用については、すこし端折ってしまいました。
すみません。
今後、当ブログにて解説したいと思います。
待ちきれない場合は「Wordpressとは」で検索していただくか、以下からお気軽にお問い合わせ下さい。
by T.Y.
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